
晴れ渡った土曜日に、千葉県民となったTさんを誘って丹沢の人気の山、塔の岳から鍋割山を歩いてきました。小田急線秦野駅からヤビツ峠行きバスは今年の春先に乗ったときには大行列で自分は4台目の臨時便だったが、今回は臨時便は1台のみであった。
富士見山荘まで舗装道路を下る。二の塔までは単調な登りが続くが、稜線にでるとこれから歩く表丹沢縦走路がよく見える。道は霜柱が解けた状態でぬかるんでいる箇所もある。塔の岳まではいくつかのアップダウンを繰り返しながらの道だ。
ヤビツ峠から約3時間で到着。富士山が真正面に大きく見えてすばらしい。これを見に来たといってもよい。風が強かったので、小屋に入る。だたの休憩だけだと休憩料を取られるので缶ビールを購入する。鍋割山へ向かう。大倉尾根を登ってくる登山者の数がすごい。行列をなしている。分岐から先は鍋割山に向かう人だけになり少し静かになる。
鍋割山は高校の山岳部で来て以来なので、33年ぶりである。いつから「鍋焼きうどん」が名物になったのか定かではないが、せっかくなので注文してみる。本来はこたつに入りながら食べるらしいが、暑いし靴を脱ぐのも面倒なので外で食べることにする。特別うまいものでもないが、山頂で食べるのでうまく感じるのが不思議である。帰りは二股経由で大倉バス停の予定であったが、横浜から来ていた単独登山者の方が車で来ていて、渋沢駅まで送っていただいた。
山ガール多数、ニッカポッカは自分ひとり。

今シーズン夏山ラストの思いをこめて恵庭岳をチョイス。前日の募集にもかかわらず、スキモノ3名が集合した。登山口は一番乗り。8:00に出発する。地面はまだ凍っている感じで、持っていたピッケルも刺さらない。台風による倒木の被害地を進む。やがて雪も付いて来て、第一展望台の下あたりからは雪が凍ってアイゼンが欲しい状態に。。そでれも登りは我慢しながらロープを頼りに登る。第一展望台に出ると快晴無風の恵庭岳とご対面する。
そのまま第2展望台へ移動する。トレース跡はほとんど無く、さくさく新雪を踏むのが気持ちいい。溶岩ドームも大きくなってきた。
積雪は20-30cmだが下の方が凍っているので、それほどもぐる事は無い。
恵庭岳の山頂プレートとこれ以上の侵入を抑止する第2展望台に到着。快晴無風で気温はマイナス5度くらいなのだが、案外寒くは無い。写真を撮ってから引き返す。
帰りは、急登が氷結していたのでアイゼンをつけて降りることにした。10名くらいの人とすれ違いました。ホロピナイキャンプ場でカップラーメンの昼食を摂ってから、休暇村の温泉に入って帰りました。

塩谷駅に戻って余市にあるニッカの工場見学に出かけました。あまり時間も無かったので施設の見学もほどほどにしてほぼ真っ直ぐ試飲会場へ(~0~) 高級ブレンドウィスキーを御代わりしました。
余市駅に戻り長万部行きの汽車に乗り込んで、まずは駅弁を広げる。「おたる海の輝き」弁当はうにやいくらがふんだんに入っていておいしい。
ビールもすすみ、お土産のニッカウィスキーにも手が伸びる。約1時間の乗車でニセコ駅に到着。
たまには車でなくお酒が堂々と飲める汽車の山旅もいいものです。
大麻 6:46〜07:50 小樽 8:07〜08:17 塩谷-(塩谷丸山)-11:36塩谷--11:49余市12:43--14:07ニセコ(温泉)16:0518:13小樽18:34--19:06札幌

谷川岳というと、一の倉沢とか滝沢スラブとかのロッククライムのイメージが強く、数々の名登山家を含む遭難者を出してきた”魔の山”のイメージが強いが、尾根を行けば普通の初級者コースである。
JR新宿駅から出発する「臨時特急草津51号」は昔の古い車両をリストアしたものでホームには15人ほどの鉄チャンがいる。車内も昔そのままでシートの頭のところにあるカバーは綿製でパリッと糊が利いていてアイロンもばっちりだ。特急電車なのにそんなわけで窓も手で開けられる。高崎まで1時間ちょっとの乗車だったが、沿線のポイントにもカメラを持ったマニアがずらりいる。
高崎でと水上で乗り換えて土合駅まで移動する。小学生の時に来て以来となる。土合駅は日本一のモグラ駅と有名で地上にでるまで約500段の階段を登らなければいけない。地上には上りのホームと三角の懐かしい駅舎があった。今夜の宿は駅のすぐ裏手の土合山の家だ。早く着いたので一の倉沢をしたから見るポイントまでのトレッキングに出かける。車道を歩くので車に注意しながらマチガ沢・一の倉沢のビューポイントで写真を撮った。壁がすごい迫力で迫る。一の倉沢から先は車は通れないが途中には遭難者の追悼プレートが10数枚はめ込まれた岩があった。皆年齢をみると25才前後の人が多い。帰りは車の通らない新道を通って戻る(2時間)
天気は上々だ。時間もないので、天神平までロープウェイで楽をさせてもらう。
一番のロープウェイでスタートする。朝早いので木道が凍っていて滑りそうだ。日陰には雪がまだ残っていて凍っている。
途中にある避難小屋では、宿泊していたらしいご夫婦がいた。トイレは無いが清潔そうな小屋である。ここから岩場も出てきて高度をどんどん上げる。頂上らしきものが見えてくると肩の小屋に着いた。スタッフが望遠鏡でロープウェイのあたりの様子をうかがっている。そのまま休まないですぐ上の片方の頂上(トマの耳)に上がる。国境稜線にふさわしい眺めだ。富士山から北アルプス方面、越後の山、只見、尾瀬方面、赤城山など360度の眺望である。写真を撮った後もうひとつの頂上のオキノ耳に向かう。(谷川岳は双耳峰)10分ほどの工程であるが、日陰の尾根は雪が凍結していてアイゼンがほしいくらいだ。なんとが露出している岩や灌木につかまりながら移動する。山頂で記念写真を撮った後まだ若干時間もあるので一の倉岳方面に少し足を延ばしてみると、何とか神社の奥の院とかがあった。その先はコルまで下りで最低コルがB沢ルンゼの頭というところでここにも遭難プレートがあった。もう少し足を進めると一の倉沢を真下にみる”覗き”という場所で高度感抜群である。もし落ちたら下の沢まで1000mまっしぐらだ。ビデオや写真を撮って、引き返す。百名山だけあって帰りはたくさんの人たちとすれ違う。ロープウェイも帰りも使用させてもらい11時20分ごろには土合の駅に降りた。靴を洗いたかったが設備がないのでハンカチを濡らして泥を落とす。岐路は水上経由でJR鈍行で帰京する。

白水岳へのお誘いがあり、急遽参加してきました。白水岳は道南の旧熊石町の平田内温泉が登山口となっていて、遊楽部岳までの縦走路もある。時間がかかるので、日曜の早朝出発となった。土曜日は移動がてら道南の低山に登る事にした。
選ばれたのは七飯岳、展望台までの舗装道路が完備されていてある程度車で標高を稼げる。登山口からは林道を行くが、途中から牧場を横断するのが早いみたいだ。我々はある程度行ってから頂上に向かって草地を直登する感じで登った。途中でHYML会員のkさんに会いいろいろと教えていただく。山頂からは駒ヶ岳と大沼公園が正面に見える、振り返ると函館山と市街が一望できて眺めの良い山だ。帰りは岩峰経由で降りる。
まだ時間があるので、近くの横津岳にも登る事にした。横津スキー場を目指す。道路終点がゲートで登山口だ。道は舗装道路が山頂まで続いている。山頂にはいくつのもレーダーや無線基地のような建築物があり、札幌の手稲山のようだ。1000mを越えていて眺めもよく恵山や噴火湾も見渡せる。
今夜の宿は同行のYさんの知り合いの”別荘”をお借りできた。とっても趣のある家で売りは「囲炉裏」だ。炭を作っている会社なので炭は使い放題である。囲炉裏で焼肉を網焼きで食しながらお酒が進む。翌朝も早いので21過ぎには就寝。
4時20分に出発し、白水岳登山口を目指す。5時30分になってもまだ暗い。5時45分にライトをつけての出発。登山道は広くとても良く整備されていて登りやすい。急登が続き高度を稼ぐが、2股の滝に降りるところで50mほど下降する。ここから再び急登が続き支尾根に乗ってから、白泉岳までの笹原の登りで汗をかく。天気はガスが濃く眺望は効かない。いくつものアップダウンをしながら4時間で白水岳に到着する。少し休んでいると、ガスも取れてきて遊楽部岳や太櫓岳、向こう側には冷水岳なども見え始めた。紅葉もきれいた。返りも登り返しがあるのである程度時間がかかる。
下山後平田内温泉の「熊の湯」に入る。込んでいると思ったがほぼ貸切の状態である。間欠泉なので油断していると熱い湯を浴びる事になるので注意が必要だ。
帰りも交代で車を運転して無事道路情報館に到着。